いよいよ令和元年もあとわずか。
年越しを控えるこの時期に、不思議なとんちがふってきた。
散々お話している2020省エネ義務化について。
初めてのヒトに簡単に説明すると、
国は消費エネルギーを減らす為に、住宅基準を厳格にしたものを2020年に決めるつもりだった。
でも、ぎりぎりの2019年にやっぱやーめた。と手のひら返し。
基準の義務化ではなくて、省エネ基準の説明の義務化に内容が変わってたのが先日までの話。
戸建住宅の新制度で出来たチラシ。
これをみると、
①建築主が省エネ基準の説明
②適否しない場合、基準確保の措置
とそれなりの事が書かれてます。
しかし、アップでみると、気になる文言が。
建築主が省エネ性能に関する説明を希望しない旨の意思を表明した場合は、説明不要です。
それがこちら。
説明を義務化するくせに、説明不要って・・どーいう状況ですか、コレ?
やれって言ってんのか、やらんでいいって言われるかって一番困る指示なんですが、この業界にとっては実は当たり前の事。
これを見た瞬間に私なんかはピーンときちゃうんですよ・・。
2021年3月から起こるであろう、新築あるある。
省エネ基準も守れないような建築主側がどうするか。
契約書に
省エネ性能に関する説明を希望しない
の文言をこっそり入れちゃうわけですよ。
で、何もわからない施主は、最悪知らないまま、サインする。
もし気になって、「この省エネ性能ってなんですか?」って聞いても
施主「あ、じゃあいいです(^_^;)」
まーこんなやり取りが、地方の工務店では当たり前に行われる。
結果、夏は暑く、冬は寒い家が出来上がります。
これこそが、あの文言の意味だということを知っておいてー。
そもそも省エネ基準では幸せな暮らしは出来ない。
これまでのブログを見てもらえば分かると思いますが、省エネ基準自体がオワコン。
世間の先進的な工務店ではとっくに先に進んでますので。
省エネ基準守ってますなんて、知ってるヒトが聞いたら、恥ずかしいレベルですから。
家を建てるには、高性能が必須。
ちゃーんと性能を確認することを忘れないように。
今年もお世話になりました。
来年も良いお家を増やすため頑張ります。
では、よいお年を。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。