本日は本のPR。
私も大好きな建築家・伊礼さんの話題。
以前、高松の講演の時にお会いしたことがあります。
サインもらっとけばよかった・・。
その伊礼さんの新刊が発表されました。
それがこちら。
伊礼智の住宅設計作法Ⅲ 心地よさの ものさし。
人気住宅建築家の伊礼智氏が、自身の設計について文章・イラストともに書き下ろした一冊。
近年の住宅設計では欠かせない「性能と意匠」を両立させた8軒の住宅を、写真と図面、ポイント詳細図、性能まで紹介しながら、それぞれの設計時の苦労や失敗談、心を打たれたエピソードなどを交えました。伊礼氏は何を「ものさし」とし、心地よさ(性能)と佇まいの美しさ(意匠)をどう調和させるのか――。
本書のページをめくりながら、開口部の取り方、風の通し方などを想像でき、ポイントとなる部分はプロに向けて詳細図を参考にしていただけるつくりとしました。
造園家の荻野寿也氏、リノベを依頼した施主の岡本欣也氏との対談などを通し、伊礼氏の頭の中を覗き見できるような世界観がつまっています。プロのみならず、住宅設計を志す学生や家づくりを検討される方にもおすすめです。
どんな内容になってる?
気になるコンテンツの一覧はこちら。
【CONTENTS】
はじめに里山の平屋暮らし
先進的な住まいを提供する
甲府の家
性能と意匠の良い関係を模索する福島の家
森の中の住まいを目指してくらしこの家とハナレ
2世帯住宅の望ましい関係諫早の家
スタンダードな住まいを探して近江高島の家
風情を引き継ぐつむぐいえ
高気密・高断熱への初チャレンジ魚沼の家
雪国の暮らしと向き合うこぼれ話
1. 風景の一部になる
2. 性能と意匠の狭間で
3. 職人の心意気
4. 即日設計の底力
5. 「足るを知る」ことは無理をしないこと
6. エアコンとの闘い
7. 未来の住まい手と共に創り上げる
8. 断熱はウソつかない対談
伊礼智×荻野寿也(造園家)
伊礼智×岡本欣也(コピーライター)寄稿
前真之(東京大学准教授)
西川公朗(フォトグラファー)
これまでに伊礼さんが建てられたお家の写真や図面がふんだんに盛り込まれているようですね。
写真だけでもう上質な空間が伝わってきます。
天井を低くしたいと思う理由は伊礼さんの作品を見れば、よく分かる。
伊礼さんの設計について、詳しく知りたい人はHPで作品をみるのもおすすめ。
そして、これまた私の大好きな造園家・荻野さんとの対談も。
これは是非見たいですね。
発売日はもうすぐ!!
2021年1月30日発売で、現在amazonにて予約受付中です。
すでに現在の予約段階でもランキング上位みたいなので、ほしい方はお早めに!!
お家を建てる時に、どんな家にするかというのは大きなテーマ。
目より先に手が肥えることはない。
どんなに外観や間取りを自分で決めてやろうと思っても、優れた建築を見ずして、あなたの想像力がそれを上回るほどの成果はなかなか得られない。
伊礼さんの本はとても勉強になると思いますので、コロナの中では、展示場へ行くより、お家で本を見るのもいかがでしょうか?
おしまい。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。