よく家づくり掲示板などをみてると、必ず出てくる質問と答え。
今日は、この根拠を崩していきます。
家を建てた後のアフターメンテナンスについて。
そもそも、家を建てる前から建てた後の心配が必要な理由。
それは、日本の家が10年も持たずに、ボロボロになる箇所が出てくるから。
外壁だったり、内部結露だったり。
しかし、ここで待ってほしい。
それらは大手ハウスメーカーだったら問題ないのか?
大手だから安心というのは、そうありたいと願うあなたの弱い気持ち。
家を買っても、家の事を詳しく分かる人なんてほとんどいない。
だから、
「何かあった時に、大手だったら、何とかなるだろう。」
という曖昧な気持ちで選ぶ。
しかし、何かあって修理してくれるのは、結局、大手の営業から指示を受けて動く下請けの工務店や大工。
つまり、みなさんが
何かあったとき、心配という工務店や大工が実際のメンテナンスをしているのに、わざわざハウスメーカーを通すという意味あります?
それよりも、自分がしっかりと知識をつけて、家を守るという気持ちが重要。
そして、極めつけはこれです。
メーカーは永久に壊れないものを売るつもりはない。
住宅然り、家電然り、製品・商品の「タイマー」というものは必ず存在。
理由は明確。
一度買ったものが永遠に使えたら、もうその商品はいらなくなる。
だから、壊れるようになっている。
というのは些か乱暴ですが、必ずしも大手が耐久性の高いものを使っているわけではない。
しかし、ネーミングセンスとかキャッチコピーとかで良く見えるようにはなってますよ。
アルミ樹脂サッシをハイブリッドサッシとか。
しかし、戦後・バブル景気の頃ならいざ知らず、新築住宅が次から次へ建つ時代はもう終わり。
実際に、大手ハウスメーカー業界再編も進行中。
もうここだけの話ですけど、大手は新築住宅を本腰入れてやってないですよ。
今は賃貸住宅市場ばっか。
その過当競争の先が、こんな問題。
結局、売ることだけにしか気が向かないと、工期短縮で手を抜く・材料抜くとかの原因になるという結末を迎えることに。
しかし、これは新築住宅でも同じことですよ。
それでも、大手の方が安心だと思えます?
住む人の事を考えた家づくりをしている工務店。
住む人の環境や省エネを考えてくれる多くのスーパー工務店は存在します。
家中どこでも快適な温度を保つための省エネ断熱気密性能。
日射遮蔽や日射取得を目的としたパッシブデザイン。
それらの知識・経験を持つところは、大手ハウスメーカーの家を凌駕します。
工務店だからとか、中小だからで敬遠するのではなく、しっかりと吟味した所で家を建てることをおすすめします。
これからの季節にピッタリ。我が家のかき氷器の後継機。
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。