もし、穴のあいたプールがあったら、あなたは水をいれますか?
今日はそんな話。
最近、ハウスメーカーでは全館空調がトレンド。
おおがかりな機械で家中の空調を調節するみたいなシステム。
まー私的には、床暖房に続くハウスメーカーが売りたい高額システムとしか捉えてません。
結局、快適な空間作るのに必要なのは、システムが第一じゃないって事を知ってもらいたい。
まずは断熱気密。
これをしっかり確保すれば大掛かりなシステムを使わなくても、エアコン1台で、ある程度家中の空気をコントロールできる。
断熱気密がしっかりしてない家では、全館空調なんて入れてもムダ。
穴のあいたプールに水をはっても、ぜんぜんたまらないのと同じ。
空気も漏れていきます。
足元がコールドドラフトだったり、窓際が極寒だったり。
まぁでも、そこそこの家でも、全館空調があれば、そこそこ快適な環境にはなるでしょう。
しかし、もし機械が壊れた場合。
考えただけでも、恐ろしす。
修理代はいくらかかるんでしょう。
それよりも数年経って、機械の部品供給が終わって、交換品を売ってなかったら・・。
あなたなら、またウン百万払って、もう一度、新しいシステムをいれますか?
こういうのが、メンテナンスの肝なんですよ。
長い目で見て、壊れた場合まで考える。
屋根もそう、壁もそう。
コーキングなんて、いつか剥がれるものをバンバン使って、数十年後に大きな費用がかかる。
これが、今までの住宅の在り方。
その点、断熱気密がしっかりした家なら、エアコンが壊れても、大きな問題にはならない。
性能の良い器(家)では、メンテナンス性も高いという事をお見知り置きください。
セールストークにつられて、全館空調を入れて、アルミ樹脂サッシ使うとか訳わからない事をしないよーに。
おしまい。
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