やっぱり家づくりはむずかしい。
昨日もある話を聞いて思った。
戸建てかマンションか?新築か中古か?
土地・環境・学校区などは施主が求めるものによって変わるので仕方ない。
その上で”家”という部分に考えて言うと、私には高性能住宅以外の選択肢はない。
でも、自分が住んでいる所で、何社ならまだしも、何十社・何百社の中から選べと言われれば迷うのは必然。
できるだけ手間を掛けずにスーパー工務店を探す方法はないものか?
ハウスメーカー・工務店に聞くべきことを考えた。
これまでも何回か考えてきた。
これらは性能に関わる断熱気密に関する重要な質問。
なんですが、家づくりを考え始めた素人が内容を理解せずに質問してもこんな場合が。
さて、目の前でコレを言われた場合、あなたは大丈夫ですか?
簡単に営業マンの裏は取れない。
彼らは営業のプロ。
そう簡単に素人が説き伏せられる事はありません。
それどころか契約までは知識のないあなたを導く神のような存在になることも。(契約後は悪魔に変わる場合もあるようですが)
事実、「この営業マンの対応がよかった」というのがハウスメーカーの決め手になったというヒトのなんと多いことか。
つまり、専門的なことを聞いても、論破される可能性が高い。
なら、もっと一般的な質問ではどうかと考えた。
お家にエアコン何台必要ですか?
ついにでました。
令和時代の工務店選びのキラーワード。
コレ以上の質問、もう思い浮かばねぇ。
まず、何も知らない工務店(営業マン)はこの質問の意味がわからない。
突然、こんな質問にすっと答えられるハウスメーカーの営業はいないでしょう。
仮に対応力のある営業マンなら
ぐらいは言うかも知れない。
残念。
高性能住宅を建てられる場合の正解例は
RAS-AJ40J2-W 日立 ルームエアコン14畳 白くまくん AJシリーズ 単相200V
つまり、高性能住宅でエアコンが4台も5台も必要な家はありえないということ。
そして、この質問には、嘘のつきようがない。
低性能な家では必ずエアコンは各部屋に設置しないとクレームになるので、少なく言えない。
断熱気密性能の高い高性能住宅でないと、1~2台という結論にたどり着けない。
これなら、Ua値やC値など専門数値に頼らずとも、快適な住環境は約束される。
- 何も知らない工務店(営業マン)は質問の意味がわからない
- エアコンの数は嘘がつけない
- 全館空調が可能な断熱気密性能がある家を建てている
- 工務店が冷暖房負荷を計算してるかどうかがわかる
ただし、次の点には注意してください。
謙虚な姿勢で質問をお願いします。
私が言うのもヘンですが、家づくりブログや建築系youtuberで得た知識を、そのまま振りかざすような行為は危険。
家に限らず誰しも、試されるような質問は好きくないでしょ?
逆に工務店側から難しい質問をされれば、あなたが質問の本当の意味を理解してるかなどはすぐにバレます。
「お前、できんのか?」ではなく、「私達はこうしたいのですが、そちらで実現できますか?」
少しの心遣いで、相手の印象はぜんぜん違う。
自分や家族が幸せな暮らしをする為の、家づくりプロジェクトの仲間をさがすという気持ちが大切。
ちなみにこれは、工務店側からも同じ考えのようです。
施主はお客様でありながら、家づくりプロジェクトのリーダー。
プロジェクトがうまくいかないのはリーダーの責任。
メーカーガー・工務店ガーと言うような関係では成功は難しい。
あなたのプロジェクトがうまくいくことを願っております。
おしまい。
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。