今日は先日告知?していたイベント当日。ウキウキワクワクウォッチングで行ってきました。
『2020年に向けて伊礼智が前真之と考える、心地よい住まいの新しい設計』
先日発売の「建築知識ビルダーズ30号」に開催のお知らせを見て、(というかビルダーズ編集長の木藤さんのFacebookの記事で見て)予約してたイベント。今日は日曜日という事で、我が家の工事もお休み。という事で午後の昼下がりに車で出発し、目的地・宮脇書店 総本店に30分ほどで到着。
観覧車のある地元では有名な書店です!!(動いてませんでしたが・・)ここの3階で行われるということで、エレベーターを上がってイベント会場を探して、あ。入り口見つけたと思った刹那・・・!!
ちょ、伊礼先生が向こうから歩いてきてるよ!!。ちょっと待って。まだ心の準備出来てない。
※挨拶したいけど、何ていう・・?今日のイベントに参加する◯◯です?そもそもこんな建築関係トントントン向けのイベントに、
仕方なくスルーして少し進むやいなや・・!!
ちょ、今度は前先生が向こうから歩いて来てるよ!!(※繰り返し)
とりあえず会場に・・・
会場に入ってみると、既に数十人がちらほら。
ですがセミナーにありがちな一番前はやっぱり空いてる。前教授がくるのに、席の前があいてるなんて、どうかしてるぜ!!という事で、一番前のど真ん中に座っちゃいました。
すると、なんと会社の同僚が突然目の前に現れたのですwww
「こんにちはー」「なんでおるん?」「何か面白そうだったんで」というやりとりから、私の隣に座ることに。建築業界のど真ん中に全く関係ない異業種で働く人間がポツンといる変な構図で待っていると、いよいよお時間となりました。
伊礼先生の講演からスタート。
伊礼先生のお話は、
- 設計の標準化に取り組む
- 小さな家に取り組む
- 外部と内部の「あいだ」を考える
- 基本性能の向上に取り組む
- 町と家の「あいだ」を考える
という項目に沿って進んでいきました。
建築家として、分譲住宅に挑戦という新しいチャレンジをされてこられた歴史と共に、建築作品の紹介や基本設計を標準化することでコストダウン、さらに土地の風景・敷地に合わせた設計をされ、その上で、今は基本性能も考えられているというお話。
出て来る写真の素敵な事・・。
設計もそうですが、お話されているお姿から伝わる優しさが印象的でございました。
「閉じてよし、開いてよし」
伊礼先生の今後の家づくりのモットーとして考えられている言葉だそう。住まい手の方が、自由に生活をデザインする暮らしが出来るようにとのお話が最後にありました。
建築家と言うと、とかく自分のイメージや、したいことを優先してしまう事が多いという話を聞く中で、とても柔軟な発想でかつ様々なアイデアを、お客様の要望を聞いて提案してくれる感じがとても伝わってきました。そりゃ、人気あるはずです・・。
前先生の講演スタート。
伊礼先生に続いてすぐ、前先生のお話が。噂には聞いてましたが・・メチャクチャ破天荒!!
住宅についてのお話ではなく、いきなりイベントに同席されていたビルダーズ・木藤編集長本人のおでこに“涸”(出涸らしマーク)と書いた写真から本人をイジりまくりのスタート。
予想もしてない角度からスタートするやいなや、2020年に向けて・・ってトークイベントなのに、
これからの建築は断熱気密がしっかり出来て、夏涼しく冬温かくて電気代が安い、コレぐらい出来て当たり前だ、バーロー。と言い放つww
それが出来ない「良心的ではない建築家」「スーパーではない工務店」なんか潰れて下さい。ってスタンスに思わず拍手しそうになりましたが、ここは建築関係者の巣窟。グッと抑えました。
エコハウスは幸せをもたらすものでなければならない。
そして、少し落ち着いて真面目ゾーンに入ると、現在のZEH一辺倒に警鐘を鳴らすとともに、みんなが利己に走るのではなく、自分や家族・そして周りに優しく出来るような家づくりを考えてほしい。と訴えておられました。
お金のある人だけがいい家を建てる。
太陽光などのオプションを自分の家の為に、必要以上に高くつけて、その北側の陰に住む家の人のことは考えない。
“エコハウス“が“エゴハウス”にならないようにとのお言葉と日本人の根底にある“優”について触れておられました。
講演後のサイン会にて・・
講演後は各先生の本や関連本の販売があり、前先生の「エコハウスのウソ」を持参してたので、サインを頂くことが出来ました!!やったぜ、ベイビー!!
おまけに記念撮影までお願いしたら・・
2ショットでパチりんこ。快く引き受けてくれた前先生、ありがとうございました!!
とても楽しい2時間でした。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。