高性能住宅の祭典。
日本における高性能住宅の最先端グループといえばパッシブハウス・ジャパン。
そこで毎年行われているエコハウス・アワード。
今年はコロナの影響で、4月の受賞式が7月に延期になっている模様。
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン「エコハウス・アワード2020授賞式」 延期のお知らせとお詫び
2020年3月18日
各位
一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
代表理事 森 みわ
「エコハウス・アワード2020・授賞式」延期のお知らせとお詫び
拝啓 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。平素はパッシブハウス・ジャパンの運営につきまして格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
このたび、2020年4月24日に開催を予定しておりました「エコハウス・アワード2020・授賞式」は、新型コロナウイルス感染症が拡大している状況に鑑み、参加者の皆様の安全と感染拡大防止を考慮した結果、止む無く開催を延期させていただくことにいたしました。参加をご予定いただいている皆様には大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございません。深くお詫び申し上げます。
なお、日程変更後の「エコハウス・アワード2020・授賞式」は、パッシブハウス・ジャパン設立10周年記念大会のプログラムの一部として、2020年7月3日(金)に東京大学・伊藤謝恩ホールにて開催いたしまします。万障繰り合わせの上、ご参加いただけますようお願い申し上げます。
大変恐縮でございますが、ご理解の程よろしくお願いいたします。
https://passivehouse-japan.org/ja/news/より
そんな中、ノミネート作品がUPされてました。
エコハウス・アワード2020 ノミネート作品。
こちらから全て見ることが可能。
パッシブハウス部門
年間暖房負荷 15kWh/m²a(改修は25kWh/m²a)という
もっとも厳しい燃費基準を満たした作品がエントリーしています。
その中でも、パッシブハウス部門というものがありまして・・・これが日本の高性能住宅の最高峰といっていい性能の家ぞろい。
さらに・・
推奨エコハウスゾーン部門
「建もの省エネ × 健康マップ」においてパッシブハウス・ジャパンの推奨基準をクリアした作品がエントリーしています。
パッシブハウスまではいかないまでも、それでも高性能住宅が勢揃い。
しかも驚いたのが・・
香川県から3作品もノミネート。
なんと香川県のハウスメーカー・工務店から3つもノミネートされてました。
それがこちら。
PEA2007 今里ガレージハウス
株式会社 松尾設計室 一級建築士設計事務所、株式会社 プラン・リーブル
こちらはyoutubeでお馴染みになってきた松尾設計室さんのお名前が。
プラン・リーブルさんも香川では有名な設計事務所さん。
PEA2017 パッシオパッシブヴィレッジ 村長の家
大丸工業一級建築士事務所 中野伸一
大丸工業さんもアットホームズさん・パッシパッシブさんなどで、香川の高性能住宅ではお馴染み。
PEA2004 木太町の家
田中工務店一級建築士事務所
田中工務店さんもパッシブハウスジャパンに加盟されたり、高性能住宅を手掛けておられます。
香川県では確実に高性能住宅が普及し始めてる。
あ、もちろん我が家の工務店・Mスペースさんもお忘れなく。
高性能住宅が広がっております。その先に待っているもの。
家の性能はここ10年で確実に進化してます。
昔と同じことをやっていたのでは、どんどん差別化が広がっていくことは確実。
しかし、家づくりについての現状は、性能派 VS その他(デザイン・空間)派 に分かれたくだらない論争が巻き起こっている。
家の性能を上げるのにはお金がかかる。
でも、そこまでお金をかけられない。
だから、そこそこの性能でいい。
それよりも設備やデザインにお金を使いたい。
という理屈になってます。
しかし、設備やデザインは後からでも変更で行きますが、性能に関わる部分(断熱材・窓)はそうそう変えられない。
そのことを忘れないでほしい。
そして、性能基準の良い家が当たり前になってくれば、その先のデザインもどんどん進化。
このノミネート作品で、性能だけではなく意匠デザインも洗練された家を是非見てください。
おしまい。
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。