当ブログでも、何度も取り上げてきた日本の窓について。
その窓について、とても影響の有りそうなニュースが。
パナ、エクセルシャノンに出資しサッシ事業参入。
パナソニック(大阪府門真市)は樹脂サッシ専業メーカーのエクセルシャノン(東京都中央区)の株式の49%を取得し、サッシ事業に参入する。3月25日、エクセルシャノンが実施する第三者割当増資を引き受けると発表した。省エネ戦略を推進する。
エクセルシャノンは塩ビや電子材料などの製造・販売を行うトクヤマ(東京都千代田区)の100%子会社。パナソニックはトクヤマと共にエクセルシャノンの第三者割当増資を引き受ける形で、49%の出資を6月に行う。パナソニックはサッシ生産をグループでは行っておらず、エクセルシャノンを持分法適用会社化することで、省エネ性能の高い樹脂サッシの製造・販売に注力する。
エクセルシャノンは樹脂サッシ専業メーカー。
日本の窓性能向上にずっと頑張ってきてる企業。
我が家で採用しているAPW430のYKKAPも樹脂サッシを販売してますが、個人的にまだ複合売ってるのが好きくない。
そんな中、あの大手企業が樹脂サッシに舵を切ろうとしている。
これはとても大きいのでは。
今まで樹脂よりアルミ樹脂のほうが耐久性うんぬん・・とか言ってた過去は忘れて、すっぱり樹脂サッシに切り替えるぐらいの戦略を打ち出してほしいものですね。
よくよく考えたらパナだけ自由に動ける?
今からするのは、私個人の想像のお話。
住宅設備(住設)会社及びハウスメーカーの座談会。
L社「今までアルミ複合サッシ売ってたのに裏切んのかよ。住設グループ造反かよ。」
D社「そーだそーだ。自分とこだけ良いもの売る気か。」
S社「そーだそーだ。ずるいずるい、仲間はずれにすんぞ。」
P社「いや、ウチ風呂もトイレもあるから、別に困んねーし」
急に方向転換して、問題ないだけのものが揃ってるし、他がなかなか動き取らない状況を鑑みると、最善の一手だったのではないでしょうか?
ブログ読者の方は、樹脂サッシのメリットを散々お伝えしてきているので、知っている方ばかりだと思いますが、未だに複合サッシのほうが優れていると思ってる消費者やハウスメーカーの営業の多いのは事実ですから。
暑い寒いが嫌なのに、窓にこだわらない理由はありません。
良い家づくりは良い窓選びから。
おしまい。
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。