前回の備忘録はコチラ
今日は家づくりを考え始めた時のお家の外観をどーする?のやり取りであった、ひとコマから。
外観はガルバリウム・黒。
はい、全然違います。まー、現実と希望は違いますからwww
色も緑・青・白など考えたんですが、家の中とのギャップを考えて、黒に。屋根から基礎まで、途中で継ぎ目の出ないタイプに決定。
外観のもう一つの特徴・東西の袖壁。
で、大きな特徴としては、やはり袖壁です。
屋根から1階と2階の間に・東西に袖壁を設けてます。
西側。
東側となっております。
袖壁の意味は・・・
家を建てる時の重要なポイントとして“パッシブデザイン”という考え方があります。以前の記事でも紹介してます。
大きなポイントとして、以下の2点。- 夏の日射遮蔽
- 冬の日射取得
日本の地域によって若干太陽の角度は変わりますが、太陽高度の高い暑ーい夏は、熱を取り込まないために日射を遮りつつ、太陽高度が低くなる寒-い冬は、日射を取り込んでお部屋を暖かくするための軒・庇のデザインが必要となるわけです。コレは主に家が北南向きの考え方ですが、我が家ではさらに東西の日射対策及び軒出し要素として、東西袖壁を採用しました。
何故コレが重要かと申しますと、最近、“軒ゼロ住宅”なるデザインを重視した家がよく見受けられます。するとこんな問題が。
http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldcolumn/14/500201/112100012/
上記のように雨漏りのリスクもそうですが、香川のような温暖地域で、家が南向きでリビング大窓から直射日光を取り込んだら、暑すぎてくつろげません。見た目だけに惑わされないようご注意下さい。
ご参考になれば、下のアイコンをポチッとお願いします。
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。