【備忘録】我が家の大工工事 ~お家はパッシブデザインが大事・袖壁編~〈香川の工務店・Mスペースで建てる高性能な家〉

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【備忘録】我が家の大工工事 ~充填断熱ロックウール編~〈香川の工務店・Mスペースで建てる高性能な家〉

2017年8月4日

今日は家づくりを考え始めた時のお家の外観をどーする?のやり取りであった、ひとコマから。

外観はどんなんが希望ですか?

パンダ
とりあえず四角で。白い壁でどっかにレンガを使いたいなー。

なるほどー。

外観はガルバリウム・黒。

はい、全然違います。まー、現実と希望は違いますからwww

「ガルバリウム鋼板 とは」の画像検索結果
ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%から成る、アルミ亜鉛合金めっき鋼板です。 アルミニウムの特徴である耐食性、加工性、耐熱性、熱反射性と、亜鉛の特徴である犠牲防食機能により、従来の鋼板よりも、さらに耐久性に優れ、あらゆる用途に対応できる画期的な鋼板です。http://gaiheki-tatsujin.com/7536

色も緑・青・白など考えたんですが、家の中とのギャップを考えて、黒に。屋根から基礎まで、途中で継ぎ目の出ないタイプに決定。

外観のもう一つの特徴・東西の袖壁。

で、大きな特徴としては、やはり袖壁です。

屋根から1階と2階の間に・東西に袖壁を設けてます。

西側。

東側となっております。

袖壁の意味は・・・

家を建てる時の重要なポイントとして“パッシブデザイン”という考え方があります。以前の記事でも紹介してます。

香川で家づくり パッシブデザインってなに?よく聞く設計手法のお話。 

2017年4月19日
大きなポイントとして、以下の2点。

  • 夏の日射遮蔽
  • 冬の日射取得
パッシブデザイン住宅 - 建築スタイル │ 愛知県瀬戸市を中心に、新築注文住宅を提案する一級建築士 創友設計管理事務所

 

日本の地域によって若干太陽の角度は変わりますが、太陽高度の高い暑ーい夏は、熱を取り込まないために日射を遮りつつ、太陽高度が低くなる寒-い冬は、日射を取り込んでお部屋を暖かくするための軒・庇のデザインが必要となるわけです。コレは主に家が北南向きの考え方ですが、我が家ではさらに東西の日射対策及び軒出し要素として、東西袖壁を採用しました。

何故コレが重要かと申しますと、最近、“軒ゼロ住宅”なるデザインを重視した家がよく見受けられます。するとこんな問題が。

http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/atcl/bldcolumn/14/500201/112100012/

上記のように雨漏りのリスクもそうですが、香川のような温暖地域で、家が南向きでリビング大窓から直射日光を取り込んだら、暑すぎてくつろげません。見た目だけに惑わされないようご注意下さい。

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四国は香川県で生まれ、現在も香川県に生息しているオスのペンギン。 名前は、走る姿がペンギンに似ている事(自分では認めてませんが)からの由来。イワトビより皇帝派。 よろしくお願いします。