連載シリーズでお送りしている「エコハウスのウソ」。本日はシーズン4。
前回はなんと第2章内での足踏みwwいくら大事な話があったとはいえ・・。
前回までの話はこちら。
では続きをどーぞ。
<目次>
【プロローグ】省エネ基準義務化←前前々回終了
【第1章】 人と気候 ←前々回終了
【第2章】 建物の外皮性能←前回途中←今ココ
【第3章】 冷房
【第4章】 夏への備え
【第5章】 吹き抜け・大開口
【第6章】 暖房
【第7章】 再生可能エネルギー
【第8章】 電気
【エピローグ】結局、エコハウスは必要なの?
第2章 建物の外皮性能
Q.14 断熱材と構法にこだわれば断熱はバッチリ?
前先生のお答えはズバリ
お家を守る重要な要素・断熱材。大きく4種類。その中でさらに細かく。
繊維系:グラスウール・ロックウール・・よく使われる。
樹脂系:フェノールフォーム・ウレタンフォーム・XPS(押出ポリスチレン)・EPS(ビーズポリスチレン)・吹付ウレタン・・よく使われだしてる。
ハイテク系:真空断熱材・エアロゲル・・あまり見かけない。
エコ系:セルロースファイバー・ウッドファイバー・羊毛・・セルロース?セルローズ?
色々有りますね。
で、代表的な断熱工法はこちら。
上から屋根断熱・天井断熱・壁充填断熱・壁外張り断熱・床断熱・基礎断熱。
家を暑さ寒さから守るため、色んな工法があるんです。
でも、こんなに断熱材の種類があって「どれが一番、どの工法が一番」とか決められない。
つまり、ケースバイケースであり、ハウスバイハウス。
天井には断熱材A・壁には断熱材B・基礎には断熱材Cとなる場合が多いので、一概に言えない。ですが・・
どの断熱材・工法を選ぶかよりも、それがきちんと施工されているか。の方がはるかに重要。
同じ仕様の家でも、気密施工がしっかり出来ているかで快適な家になるかが決まる。
逆に言えば、正しい施工が行われていないと、良い断熱材を使っても、隙間から漏気が・・という事に。
快適な家づくりの成功の秘訣は、きちんとした施工が出来る業者を見つけること。なんですが・・
香川県に代表される温暖な地域では、今まで”高気密高断熱”という響きだけで、「息がつまる」とか「ドアが開かない」とかネガティブな意見で拒否される事が多かった。さらに、今でもそういう考えを持っている業者が多い。
その結果、香川県が手に入れたのは、ヒートショックの死亡率全国No,1と言う結果。
知ってるフリをし、自分たちが出来ないことは否定。見聞を広げる事なく、消費者の意見を押さえ込み、自社で取り扱える範囲での提案。結果、不満足な家を建てられる。まさに「厚顔無恥」。
しかし、その現状を脱却すべく、活躍しているスーパー工務店も当然あります。
我が家を建ててくれる「Mスペース」もその一つ。
気密断熱性能がしっかりしたエコハウスは、健康・省エネなど、体験したことがない快適を実感することが出来ます。
これからの家づくりの基本は、外皮性能を上げる。つまり、家の壁を厚くして、得をする。
これぞ「厚壁有得」(こうへきうとく)なり。←完全造語。調べても出てきませんので悪しからず。
快適な家を手に入れる為には、設計者・施工者にどんどん質問して、あなたが判断しなければなりません。
その為の具体的な質問の仕方・回答例も、この本には書かれています。(このブログにも以前書いてますww)
シリーズに渡って紹介してきた「エコハウスのウソ」。
まだまだ上記の通り、家づくりについて重要な事が多く書かれてますが、私の紹介は本日、最終回とします。
続きは、本を買って読んでみて下さい。良い家づくりを。
家づくりをお考えの方は是非、手にとって読んで下さい。
前先生が参加されている、文字通り、こちらも家づくりの教科書です。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。