なんか、某社の広報のようなブログが続きますが、ちょっと衝撃的だったので紹介。
4月25日のYKK APのニュースリリース。
未来ドア「UPDATE GATE」発表
~未来の窓をカタチにするYKK APの未来窓プロジェクト~
通るたび、毎日をアップデート
「AI+顔認証で対話と情報提供」
「ハンドルレス非接触の自動開閉」
「液晶画面で動く&変化するデザイン」
「断熱材“エアロゲル”で暖か空間」
コンセプトムービーがこれ。
イメージがこちら。
断熱材にエアロゲル・SUFAを採用。
上で紹介した機能はもちろん今までのドアと一線を画すものですが、個人的に一番気になったのがコレ。
さらっと紹介されてますが、実はすごい断熱材。
世界初の透明断熱材料
SUFAは空気をそのまま固めたような軽くて透明な断熱素材です。実際に、組成の95%以上は空気です。これまで一般市場には透明な断熱材料が流通していないため、実用化に成功すれば世界初となります。
monolith type
SUFA=圧倒的低コストで生産可能なエアロゲル
SUFAはエアロゲルと呼ばれる材料の一種です。
エアロゲルは地球上の透明物質の中で最も軽く、かつ最も断熱性能の高い素材です。初めて作製に成功したのは80年以上前の1931年。その後1990年代になって、NASAや素粒子物理分野の研究者たちが研究目的で使い始めるようになりました。しかし、彼らのエアロゲルはあまりに高価であったため、一般市場で受け入れられることなく今日に至っています。高価になってしまう主な理由は、「初期費用、維持費用共に高額な超臨界乾燥装置を使うこと」です。弊社のSUFAは超臨界乾燥装置を使わずに作れるよう、全く新しく開発されたエアロゲルです。そのため、他社の1/60という圧倒的な低コストを実現することができました。
2016年に発表されて、昨年「窓用断熱材」の実用化という話があった断熱材。
ガラスの間に入れても、従来の断熱材と違い透明なので、景色が見えるのに、断熱性能は外壁に入っているグラスウールの4倍以上という脅威の数値。
透明という事で使用範囲が広く、既に自動車業界などからも引き合いが多数で、サンプル生産が追いつかないレベル。
大型化したものが量産化されれば、外壁の断熱材という道も・・。
断熱材の厚みは今までの半分以下・・同じだけ入れれば、断熱性能はものすごいことに・・
などと妄想がふくらんでしまいます。
いずれにせよ、まだまだ住宅業界の進化は進んでいきそう。
今できることは、未来の断熱材にも負けない仕様性能の家にする事でしょう。
おしまい。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。