以前書いた“固定概念は怖い”に通じる話。
以前の事件簿ファイルはこちら。
新築2階建のイメージ。
新築2階建の家を思い浮かべると、多くの人がまずこんな感じの絵が浮かぶのではないでしょうか?
2階にあるのは洗濯物や布団を干すためのベランダ。
香川では、3階建ての住宅というのはあまりなく、平屋か2階建が多い。
そして周りを見ると、2階建の家には、どこももれなくベランダ。
家を買ったらベランダがついてきたって錯覚を覚えるほど。
で質問。
ベランダがいらない理由。
だって、ゴミたまるでしょ。
水道つけて掃除できるようにしたって、排水口詰まるでしょ。
しかも、外壁の一部がなくなるし、家の断熱気密性能を落とすでしょ。
その上、お金かかるでしょ。
というのが私の持論。
極論ですが、洗濯物を外に干す時代はもう終わりと考察。
洗濯物の天敵である黄砂・PM2.5・煙・泥棒。
共働き夫婦が増える中、天気を気にして洗濯するかどうか悩む日々。
これらから逃れるには、もはや家の中に干すという選択肢しかない。
そのために、どうするか?
家の高性能化、家事を減らす方法を考える。
なぜそんなことを考えるか?
真夏・真冬の洗濯物を干すのが苦痛だった。
洗濯して濡れた重いものを、えっちらこっちら運んで、ベランダへ。
夏は暑い中、洗濯物を干してる間に汗ダク。
冬は凍えそうな中、干してる間、寒くて歯がカチカチ。
そして、数時間後にはまた取り込みという1日で2回もある苦行。
いや、そんなこと普通じゃない。と思ったあなた。
それは固定概念。
私は嫌なものは嫌。
なんで洗濯乾燥機とかある世の中で、こんな非合理な方法を取らなければならないのか。
少し、考えを変えるだけで、ライフスタイルが滅茶苦茶変わります。
我が家の洗濯方法。
ご覧のとおり、我が家はベランダはなし。
洗濯物は基本、家の中で完結。
1階の浴室前に設けた脱衣室に洗濯機。
洗濯して、その場で干す家事楽スタイル。
断熱気密をしっかりした高性能住宅では、家中の温度が一定。
夏でも冬でも暑くも寒くもない。
そして1種換気システムや漆喰壁のおかげで、梅雨でも湿度は55~60%台に。
メインで使うのは日立の洗濯乾燥機。
タオル・下着など手間のかかるものは洗濯乾燥で対応。
洗濯乾燥は時間が非常にかかりますが、深夜の寝ている時間に予約するので、どれだけかかっても関係なし。
家事も家計も負担軽減。
タオルは天日干しよりもふっくら仕上がる。
服やズボンは脱衣室に設けたハンガーで対応。
漆喰壁・サーキュレーターの活躍で室内干しの嫌な臭いは、梅雨時期でも皆無。
バルミューダ サーキュレーター GreenFan Cirq(グリーンファン サーキュ) EGF-3300-WK
乾いた洗濯物は隣の家族まるごとWICにハンガーのまま移動。
たたむ手間も必要なし。
この収納方法はパンダさん考案。
たたむのって手間かかるから、WICにまとめてという当初からの案。
そして、大きな布団や毛布には、2階のホールに室内用物干しを準備。
森田アルミ工業 室内物干しワイヤー pid 4M ( ピッドヨンエム)
これで十分対応可能。
どれぐらいの費用対効果?
洗濯物の家事にかかる時間(干し・取り込み・たたむ)を30分とし、毎日1回は洗濯すると仮定。
ひと月で、30分×30日=900分(15時間)の時間がかかる。
しかも、暑い寒いの不快な環境の中で。
さらに、布団干しや雨・煙などのアクシデントを含めれば、洗濯には20時間弱の時間が毎月かかっている。
それが、我が家のスタイルだと・・
それらほとんどの手間を解消して、わずか800円/月。
乾燥はお金がかかるので、敬遠している人も多いと思いますが、実質はこんなもの。
わずか800円で15時間の時間を使えると思えば、有用だと実感。
室内なので、雨や煙の心配もありません。
究極の家事楽、良ければ参考に。
おしまい。
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。