電気代の話が続いておりますが、今日は特に怖いお話。
電気代請求の中にある謎の明細。
まずはこちらをご覧ください。
これは先日公開していた我が家の3月分電気代の請求書。
注目頂きたいのが、四角で囲った部分。
皆さんの請求書にも紛れてますよ、コレ。
再エネ発電促進賦課金って何?
- 再生可能エネルギーの固定価格買取制度の買取に要した費用は、電気料金の一部として、電気をお使いの全てのお客さまに、電気のご使用量に応じて「再生可能エネルギー発電促進賦課金」としてご負担いただいております。
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金は、年度ごとに定められる「再生可能エネルギー発電促進賦課金単価」と、お客さまごとの「1ヶ月の電気ご使用量」とを乗じて算定いたします。
つまり、あなたが太陽光発電を搭載してなくても、設備費用をみんなで負担しようね。っていう制度。
これ実は、私が太陽光発電をのせようと決意した要因の一つ。
載せても載せなくても、費用を支払わされるなんて・・不条理でしょ、やっぱり。
上がり続けている単価。
上の画像の通り、H29年度は1kWhにつき 2.64円。
この単価、高いと思いますか?
では、この下のグラフを見て下さい。
2012年の単価、実は0.22円。
5年で12倍に上がってます。単価だと分かりにくいので、家庭の平均使用量300kWhとして計算すると・・
差額 ー8712円。
電気代を13ヶ月分払ってるのと変わらないです。
まだまだ上がりますよ、単価。
来年度の単価が先日・3月23日に発表されました。
2018年度の賦課金単価
- 1.の買取価格を踏まえて算定した結果、2018年度の賦課金単価は、1kWh当たり2.90円(標準家庭(一ヶ月の電力使用量が260kWh)で年額9,048円、月額754円)と決定しました。
- なお、2018年度の賦課金単価は、2018年5月検針分の電気料金から2019年4月検針分の電気料金まで適用されます。
来年度単価は2.90円。
太陽光発電・蓄電池などの状況を考えると、2030年の省エネ目標まではずっと上がり続けるでしょう。
5年で12倍だからと言って、単純にあと15年で36倍とはならないでしょうが、
単純に倍の5.8円になれば、負担は20,880円/年となります。
これは現実的なお話。
もちろん賦課金だけではなく、電気代自体も今後上がっていくことは容易に想像出来ますよね。
だからこそ・・
電気代のかからない家づくり
が求められています。
断熱気密のとれたしっかりした性能の家を第一に考えないと、建ててから後悔します。
おしまい。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。