新築で家を建てる時に、地鎮祭と並んで執り行われる儀式「上棟式」。
その時に合わせて行うイベントで、私がどーしてもやりたかったのが「餅投げ」。
式の後に、お餅やお菓子などを屋根や2階から下に集まってくれた人達に向けてドバーっと投げるビッグイベント。
このお祭り感がたまらない。
上棟式での餅まきは、「散餅銭の儀」という災いを祓うための儀式の中で、餅と銭をまく事がもとになっているようです。 家を建てることは大きな厄災を招くという考えがあり、その厄を避けるために餅や小銭をまいて他人に持って帰ってもらうという説があります。 古い時代には、家を建てるということは、(地域)の共同体による共同作業でした。 「家を建てる」=「富がある」ということの象徴で、その富を地域の共同体で分け与えることで、厄災(家を建てられない人の嫉妬も有ったと思います)を避けるために、神饌であり保存食でもある『餅』や富の分配の形としての『小銭』をまく(分配する)ことが、地域の共同体の中での生活を円滑におこなうための習慣だったようです。 平安時代から鎌倉時代にかけて上棟式そのものの習慣が広まり、一般庶民も行うようになったのは江戸時代からだそうです。 http://nagemochi.jp/culture.html
実は小さい頃、おじさんが家を建てる時に、餅投げに参加させてもらったんですが、その時の二階から見る風景の印象が残っており、幸い自分にも、子供(男3人)がいるので、記憶に残ればいいなと考えてました。
最近では、ご近所関係が希薄になったり、建売住宅などが増えて、餅投げの機会自体、少なくなったらしいんですが、自分が家を建てる時には、絶対やりたい行事の一つとして温めてました。
そんな事を言ってたパンダさんも巻き込んで、いよいよ上棟の準備に入るわけです。
続く。
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