上棟式などバタバタした日が続きましたが、1冊の本がAmazonから届きました。
省エネについて、知っていたつもりのことが、実は正しく理解できていなかった――。 住宅のプロが消費者に説明する際に、ついしてしまいそうな省エネの常識の誤りを指摘。 省エネに関心の高い顧客をつかむためのポイントを独自に算出したコストなどの数値を示して伝授します。 住宅設計に携わるプロが、他社と差を付けるうえで知っておきたい情報が満載。建て主も本書の内容を知っておけば、工務店の実力が分かります。 プロも陥りがちな25の勘違いをテーマごとに分かりやすく解説します。 消費者だけでなくプロも誤解しがちな省エネの“常識”を正しく理解しておけば、住宅完成後のクレームを減らせるだけでなく、エコハウスに関心のある顧客が納得する対応が可能になります。 Part.1 エコハウスを知る 勘違い01 自然素材=エコ Part.2 エアコンの実力を知る 勘違い06 エアコン=高い Part.3 窓の強みと弱みを知る 勘違い12 日本の窓=高性能 Part.4 改修に効く断熱と住宅設備を知る 勘違い15 リフォーム=見栄え優先 Part.5 設計の本質を知る 勘違い19 工務店=省エネのプロ Part.6 対策の効果を確かめる 最新のソフトで有効性を確認省エネ住宅は高くて建てられない――。
そんな顧客も本書に書かれた事実を知れば、エコハウスの建設を決断する。
住宅のプロなら知っておきたいノウハウを指南
目次
自然素材住宅はエコハウスにあらず
勘違い02 工事費減=経済性
「住宅貧乏」から脱する6項目
勘違い03 省エネ改修=大変
すぐできる!既存住宅の省エネ策
勘違い04 暖かさ=プロは皆知っている
暖かい住宅を知る人が少ない理由
勘違い05 インフラ=頼れる
災害時にシェルターになる家
断熱性能が低いとエアコン嫌いに
勘違い07 ドライ運転=高い
激減するエアコンの「再熱除湿」
勘違い08 空調運転は間欠>連続
エアコンの連続運転vs間欠運転
勘違い09 エアコン選び=畳数
畳数だけでは駄目なエアコン選び
勘違い10 エアコンの容量種別=多すぎる
4社のエアコンから選び方を知る
勘違い11 湿度=年中40~60%
大阪は東京よりも蒸し暑いって本当?
世界に劣る「窓」後進国ニッポン
勘違い13 ビル用窓>戸建て用窓
住宅用サッシは費用対効果が大
勘違い14 パッシブデザイン=風
パッシブは風より太陽を旨とすべし
断熱リフォームが高齢者を救う
勘違い16 電気温水器=省エネ
電気温水器をなくして節電しよう
勘違い17 24時間換気>レンジフード選び
レンジフードで月4000円の損失
勘違い18 家事=住人にお任せ
家事の時間を短縮して豊かな生活を
断熱~気密~パッシブへのステップ
勘違い20 次世代省エネ基準=万全
断熱はコスパと快適性から考える
勘違い21 プレゼン=数勝負
受注増につながるパッシブ手法
勘違い22 熱損失>日射取得
ローコスト住宅ほど「太陽に素直な設計」
勘違い23 設計=変更が当たり前
パッシブで無駄な仕事を減らす
勘違い24 寒冷地=暖かい設計は無理
コストを抑え冬に暖かい家をつくる
勘違い25 高断熱=オーバーヒート
洞窟みたいにオーバーヒートしない
家づくりについて色々調べていた時、いつも為になるお話を読ませて頂いた松尾さんのコラムをまとめた本がついに出たんです!!
で、私がAmazonレビューに書いた感想コメントがこちら。
住宅業界関係者だけでなく、施主側も知っていなければいけない事実が溢れている本です。 本当のエコハウスは素材や設備云々ではなく、優れた住環境から生み出される健康・経済性をもたらせてくれる家。 その為の事例やデータ解説が分かりやすく書かれています。 何も知らずに家を買った場合、『施主がどれほど損をするか』また、『日本の家づくりがどれほど遅れているか』など驚愕の事実が羅列されています。 大手・ローコストハウスメーカーの出す広告や情報を鵜呑みにし、何も勉強せずに家を買い、結果不満足で、彼らを儲けさせる為だけの家ではなく、優れた設計・施工が出来る工務店により、夏でも冬でも家中どこでも快適な、自分や家族が幸せに過ごす為の家があるという事を、多くの人に知ってもらいたいという筆者の想いに、深く共感しました。 これから家づくりを考える人には、読むと読まないとで結果、何百万も損する得するという本ですので、是非一度読まれる事をお勧めします。
素直な気持ちを書かせて頂きました。
家はプロに任せておけば大丈夫ではありません。
一部のプロを除いて、あなたのレベルに合わせた話しかしません。
施主側がしっかりと知識を身につけ、工務店・メーカーと話すことが出来なければ、あなたの知識レベルの家しか建たないという事になります。
松尾先生も前書きの締めにこう書かれています。
最後になりましたが、1人でも多くの方がこの本を読んで住宅会社の選定に役立てたり、住宅設計や建設に関する思い込みを正したりして、本当に良い家をつくってほしいと考えています。
そのような住宅が当たり前となることで、そうした住宅を建てられない会社が淘汰されることも望んでいます。
つまり、現在の住宅業界には、まともな家を建てられないハウスメーカー・工務店が蔓延していることを、暗に示唆されておられます。
まー実際に住宅雑誌を見ても、見た目や設備などが目につくイメージ先行になっていることは事実。
BELSも出来たし、家の性能値であるUa値やC値を一覧で表示することぐらいから始めてくれればいいのにww
その他オススメの本はこちらで紹介してます。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。