それが本日のテーマ「お家を安く買う方法」。
お家を安く買うには?
夢ふくらむマイホーム。
あれもこれもと選んでいくと、当初の予算を超えることは必然。
理想と妥協の狭間で葛藤するのは、一部の人を除いて、家を建てる時のよくある風景。
かといってただ予算を削るのではなく、家建てる時にもらえるものはもらおうというお話。
それが「補助金」。
以前、ZEHについての記事を書いた時、家を建てる際の補助金は他にもありますよ。という事を書きながら時が流れすぎている感がありますが、ご容赦願います。
他の補助金として代表的な例、地域型住宅グリーン化事業。
平成27年度から始まった、地域における木造住宅の生産体制を強化し、環境負荷の低減を図るため、省エネルギー性能や耐久性等に優れた木造住宅・建築物の整備を支援する事業です。 地域の住宅産業に関係する各事業者がグループを作り、家づくりの考え方や性能・維持管理に関連する個別のルールを策定し、木造の地域型住宅として供給します。グループは、原木供給事業者・製材・建材・設計・中小工務店(年間50戸程度未満の供給事業者)等から構成されています。
詳細は、地域型住宅グリーン化事業のホームページをご覧ください。
http://chiiki-grn.jp/
なお、前身の同種事業として、平成24~26年度の地域型住宅ブランド化事業があります。
国産木材を使う・高効率機械を使う・空き枠があるなど条件が揃えば100万~165万/戸の補助金が出ているよう。香川でも、いくつかのハウスメーカー・工務店のグループが存在してます。
参考:http://chiiki-grn.jp/home/adoption/tabid/116/index.php
普通の人は工務店やハウスメーカーに行ってから、「今なら補助金が出るので、この機会にいかがですか?」と言われる事はあるかもしれません。しかし、私は逆に家選びをしている時に、
と思い、コレを見つけて、Mスペースさんに、「この補助金、どーにか使えませんか?」と逆に困らせてしまいましたww
何という僥倖。
1 思いがけない幸い。偶然に得る幸運。 2 幸運を願い待つこと。
土地の申請がうまく進まず、「いつ家建つねんやろ・・」と途方に暮れていた12月のある日
その補助金枠がこちらです。
「健康・省エネ住宅を推進する先導プロジェクト」
国土交通省 平成27年度第2回 サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)
本事業は、平成27年12月に国土交通省平成27年度第2回サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)に採択されました『健康・省エネ住宅を推進する 先導プロジェクト』で家庭部門・業務部門のCO2 排出量が増加傾向にある中、国土交通省が、省CO2 の実現性に優れたリーディングプロジェクトとなる住宅・建築プロジェクトを公募によって募り、整備費等の一部を補助し支援する事業です。
提案団体 任意団体「健康・省エネ住宅を推進する地域協議会連合」
協力団体 一社)健康・省エネ住宅を推進する国民会議
代表提案者 エコワークス株式会社 代表取締役 小山貴史
事務局 一般社団法人木と住まい研究協会(1)本補助事業のご利用概要
①対象住宅 本補助事業の(3)受給要件を満たす新築木造住宅。採択日平成27年12月21日以降着手物件 ②利用可能戸数 [第一期]40 戸 (募集終了)
[第二期]260戸③ 補助金 最大200万円(国交省が先導性があると認めた費用の税抜1/2) 国交省が先導性があると認めた費用
- 高性能断熱材
- 高性能サッシ
- 可動型日射遮蔽部材
- 室温表示付 HEMS
④ 事務手数料 15万円/棟 (税別)
※本補助金申請費用、健康調査費用、ZEH認証費用⑤ 補助対象
- 寒冷地等(地域区分1~5)
- 高断熱化にかかる材工(サッシ・断熱材)は、H25年省エネ基準からHEAT20 G2グレードのかかり増し費用
- 室温表示機能付HEMS
- 温暖地等(地域区分4~7)
- 高断熱化にかかる材工(サッシ・断熱材)は、H25年省エネ基準からHEAT20 G2グレードのかかり増し費用
- 日射遮蔽部材
- 室温表示機能付HEMS
※HEMSは、複数室温表示機能付きHEMS(パナソニックのスマートHEMS指定品)を、当事務局が共同購買をして有償支給致します。別途ご連絡します。
(2)利用可能期間 健康調査と住宅建築の時期
- <新築工事の期間>
- 新築前および新築後健康調査を、上記の期間で実施できるのであれば、新築工事の期間を設定できる。
※1 例1): 現在居住している住宅を建替える場合、まず健康調査を実施し、その後新築工事を実施する。 例2): 現在居住している住宅とは別の敷地に新築する場合で、まず健康調査を実施し、その後新築工事を実施する。 ※2 例3): 現在居住している住宅とは別の敷地に新築する場合で、健康調査に先行または並行して新築工事を実施する。 (3)本補助事業の受給要件
① 健康調査 スマートウェルネス住宅等推進モデル事業同等の健康調査を新築前後に実施する。 ② 断熱性能 HEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)が試案として提唱したG2グレードの断熱性を有する木造住宅とする。 日射性能 各物件にあわせた最適な日射遮蔽部材を設置する。 ③ ZEH Z:ゼロ
E:エネルギー
H:ハウス第三者機関によるZEH認証(日本ERI等)を受ける。
[暖冷房] 高効率エアコン
[換気] 高効率換気システム(24時間換気)
[給湯] 高効率給湯器の設置(エコキュート推奨)
[照明] 全灯LED
[太陽光] ZEHになる容量の太陽光発電システム④ CASBEE評価 環境効率(太陽光以外のエコ度)S以上[赤星5つ以上]を目指す。A以上[赤星4つ以上]必須) ⑤ HEMS HEMS機器を設置し、居間・寝室・脱衣室の温度測定を実施する。 a. インターネット HEMS接続方法により、宅内LANなど必要になる場合がございます。
常時接続(固定回線)のインターネット環境が必要となる可能性がございます。(お客様にてご希望の企業とご契約)b. 3年間の国へのエネルギー報告を行う。 c. 国や本事業関係者が実施するアンケートへ回答を行う。 引用:http://www.mjkk.or.jp/sustainable/outline.html#outline
簡単に申し上げると、普通の家(今の住まい)に住んでる場合と高性能な家(新築)に住んだ場合で、住んでいる人の健康にどんな影響が出るか?という調査の為、高性能な家を建てる費用の一部を最大200万まで補助しますーという制度。当然、どこの工務店でも取れる補助金ではなく、全国で先進的取組をしている工務店がたくさん参加する中、さすがのMスペースさん。
元々高性能住宅を建てる予定だった我が家としては、これ以上ないウマウマ話という訳でござんしたww
はたして、申請の結果はいかに?
次回、「香川で家づくり お家を200万円安く買う方法②」に続く。
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この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。