今日で平成も最後。
家づくりも新しい時代への突入という事になるわけですが、今日は高性能住宅における大きな問題の一つについて。
春のオーバーヒート問題。
まずはインスタグラムにあげたの動画をご覧ください。
香川は4月中旬から最高気温が20℃を超え、最低気温が10℃を下回らない日がしばらく続いた結果、我が家は暖房なしでこのように、25℃を超えるように。
さすがにこの温度になると、暖かいを通り越してしまうので、サーキュレーターで空気を動かして調節してた。
が・・
前日25日の最高気温25.6℃に引っ張られたれ、加えてダイニングテーブルを卓球台にしての、リビング卓球により人が集まった結果、まるで夏日のような温度に。
このように、高性能住宅では熱を逃がさないので、春秋の恒温期の室温が高くなりがち。
ですので・・
久しぶりに窓を開けて通風しました。
おりしも外気温は14℃。
寒さにめっぽう弱いパンダさんでさえ、
と言ってきたので、家の北側と南側の窓をひさかたぶりに開けてみた。
すると・・
30分もすれば、一気に25℃台まで下がった。
エアコンを使わなくても、家の温度は調節が可能なので、やはり断熱気密をしっかりしていた方がいいという事。
断熱気密の悪い家だとどうなるか・・
極端ですが、これは違う日に窓を開けて閉めるのを忘れてた日。
窓が開きっぱなし=断熱気密が悪いと考えると・・
日中でさえ、温度湿度共に大きく低下。
これが夜ならなおさら。
ここまで室温が変わると、逆にエアコンや暖房器具に頼らざるを得ない家になる。
ZEHは必ずしも正義ではない。
世間ではZEHで、エアコンにより涼しく暖かい家が、太陽光で光熱費ゼロになるという謳い文句が横行してます。
しかし、ZEH自体は家の性能を表すものではありません。
本来は過剰な電気設備に頼ることのない家の性能が第一。
ハウスメーカーの美辞麗句に惑わされずに、令和の時代を快適に過ごす家づくりを心から祈っております。
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。