本日はテーマの前に・・
突然ですが、鬼から電話ってアプリ知ってますか?
小さい子供がいる家庭のママさんなら知ってると思うんですけど、夜、なかなか寝ない子供に、
「早く寝ないと、鬼さんから電話かかってくるよー。怖いよー。」
とビビらせた上で、言う事を聞かない時に、下のような画像を見せると、
子供が怖がって言うことを聞く。という水戸黄門の印籠のような無条件に効果を発揮するアプリなんです。
次男が小さい時には効果テキメンだったので、3男・Y君に試してみました。
ところが、ここで誤算が・・。
彼は普段からiphone・ipadでyoutubeを視聴し、にゃんこ大戦争などのゲームをするハイパーメディア2歳児なんです。
夫婦で夜中に爆笑してしまいました。
いや~、子供の成長ってホンマ面白いですね。
さて、本日のテーマです。
HEAT20とは・・?
深刻化の一途を辿る地球温暖化とエネルギー問題 。
その対策のために「2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会」が2009年に発足しました。 HEAT20はその略称であり、呼称です。
HEAT20は長期的視点に立ち、住宅における更なる省エネルギー化をはかるため、断熱などの建築的対応技術に着目し、住宅の熱的シェルターの高性能化と居住者の健康維持と快適性向上のための先進的技術開発、評価手法、そして断熱化された住宅の普及啓蒙を目的とした団体です。
メンバーは研究者、住宅・建材生産者団体の有志によって構成されています。
「住宅の高断熱化をすることによって、使うエネルギーを減らしましょう。」
その為の基準や断熱の方法などを提唱している団体です。
こちらの小冊子を見ていただくと、良くわかります。
http://www.heat20.jp/HEAT20_pamph16pall_A472.pdf
断熱性能を高くすると、
- 電気代が減る。
- 家の温度差が小さくなり、快適に。
- ぜんそくやアトピーの改善など健康にもよい。
- 結露・カビが発生しにくくなる。
という事が書かれています。
HEAT20が提唱する基準とは?
引用:http://www.heat20.jp/members/data/2017/h28_4_suzuki.pdf
このように、日本を各地域に北から南まで1~7まで区切って、その中でUa値の値によってランク分けされています。
Ua値については以前の記事でご覧に。
ちなみに、さぬペンが住んでいる香川県は6地域。
なので、上の表で見るとHEAT20 G2を取るには、Ua値が0.46以下であればいいという事に。
で、具体的にこの性能だとどういう住宅になるかというと、
冬期間の暖房負荷が50%削減!!
冬期間の最低の体感温度が13℃を下回らない!!
となります。
さぬペンハウスの性能
アイキャッチ画像に使っているのが、さぬペンハウスのUa値です。
Ua値=0.25
これは北海道の1地域でも、HEAT20 G2レベルの0.28を超える数値です。
家の南面に日射取得出来る大きな窓を設けてますので、おそらく、冬には暖房がほとんどいらないレベルになるであろうと工務店の人も言ってくれています。
でも、そこまでの性能が必要なのか?
ハッキリ言って、必要ないのかも知れません。
著名な方の意見を拝見しても、現時点ではG2レベルでの推奨が多いように感じます。
ですが今だけではなく、家づくりは20-30年後を見据えて考える必要があると思っています。
この先、電気代は確実に上がります。
電力自由化が昨年から開始しましたが、当初下がった後、電気代が上がるのはすでにイギリスで実証済み。
ならば、使う電気自体を減らさなくてはならない。
その為に、より良い性能を家に求める必要があります。
前述のレポートにもあるように、更なる外皮性能のグレードが出てくることになる。
と思うので、そこを見越した判断で決定してます。
まー本音で言えば、この家がどういう風になるか?
そこに興味が尽きないです。
冬は暖房いらないかもだけど、夏はどうか?
日射遮蔽でクリアできるか、床下エアコンはどれくらい効果があるか?
自分の家のベストアンサーが出るには数年はかかりますので、プロセスを楽しんで行きたいと思います。
あ、でも現実として、推奨するのはG2レベルです。
もし、お金に余裕のある方や冒険好きの人は、まだ決まってはいないG3レベル目指しましょう!!
本日のまとめ
おしまい。
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他にも家づくりに関する記事は↓
この度は当ブログにお越し頂き、ありがとうございます。香川で高性能の家を建てることになりました。
興味のある方は末永くお付き合い下さい。