今日はHEAT20のお話。
昨日の「HEAT20からのメッセージ 2019 報告会」にて発表された新たな指標水準。
それがこちら。
HEAT20 G3の発表。
(小山氏のFB投稿より画像は拝借しました。)
以前から、G2を超えるレベルが発表されると噂されていました。
G2でもZEHを超える高水準なレベル。
それが今回、新たにG3として発表。
出てみてビックリ。
Ua値が6地域で0.26!!
今までのG1が0.56。G2が0.46と来て、0.36を飛び越えて0.26。
かなりの衝撃。
小山氏のコメントによると、G3とは
目安としては、冬季の最低の体感温度が概ね15度を下回らないということです。(G1が10度、G2が13度。これらの試算は、6地域は部分間欠暖房が前提ですが、全館暖房であればより高い温度が推定されます)。
はからずも、コレを証明しているのが我が家。
我が家のUa値は0.25。
以前のブログにも書いてますが、冬でも無暖房で17℃を下回ることはなかった。
この快適性は、体感してみないとわからない。
温暖な地域でも、冬はそれなりに寒い。
先日も大きな地震が発生していましたが、倒壊を防ぐ耐震等級を考えるのはもちろん、停電のリスクも考えれば、やはり外皮性能は重要。
もし仮に、真冬に災害が起きても、家が無暖房で17℃あれば凍死するリスクは相当減少。
これこそが本来の家の在るべき形ではないかと。
https://www.youtube.com/watch?v=qmTROLe0tjU
数値だけにとらわれてはいけない。
最近、香川県でも住宅の高性能化が進んでいるようで。
中には、Ua=○○○○とHPに書いてあるところも見受けるように。
でも、このUa値は、ある程度の断熱に加えて、窓を極端に少なく小さくしたりすれば、それなりに数字は下がる。
でも、大事なのは、本当に快適に過ごせるための工夫がしてあるかどうか。
そのことの方が重要。
気密断熱性能に加えて、冬の日射取得と夏の日射遮蔽。
これらをトータルで考える必要があるので、単に数字を下げれば良いというものではない。
大事なものは目に見えない。
しかし、その事に着目して、どうすればよいかを考える事を忘れずに。
とりあえず、まだ案の段階ですが、我が家はHEAT20G3を勝手に名乗りますww
おしまい。
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はじめてコメントさせていただきます。
さぬきペンギンさんのおうちは我が家とスペックが似ていて、完成見学会の告知あたりから、いつも楽しみに見させてもらってます。
我が家はUa値0.26なので
G3すべりこみセーフです。すべりこみセーフなので、私もこの提言は歓迎させていただきます(笑)
最近、リビング高松に、安いのに高気密高断熱をうたう工務店が広告を出していて、そこの上位仕様はUa値0.26、C値0.3と、まさにG3レベル。すごく気になっているところでした。
ただ、そこの外観はどうみてもパッシブデザインでなく、さぬきペンギンさんの言うように、実際に住んで快適かどうか、その工夫があるかが大事だな、と思います。
このあたりを周囲の方々にいかに伝えていけるかが難しいところですね…
まつるさん、コメントありがとうございます。
すごい、香川でG3仲間ですねwwどちらで建てられたのか気になります。
お問い合わせのハウスメーカーですが、ズバリこの事を言ってることは内緒ですが、
やはりそこに気づかれるあたり、流石です。
お返事ありがとうございます!
我が家は低燃費住宅(ウェルネストホーム)です。
Mスペースさんでも低燃費住宅仕様での施工事例があるようなので、さぬきペンギンさんのお家とは設計思想が似たような感じかなと思ってます。
断熱・気密・調湿・パッシブデザイン。どれも揃った家が早く一般的になってほしいものです。
冷暖房にかけるお金を地域の工務店にまわすほうが環境にも経済にもいいですよね。。
なるほど、低燃費住宅(ウェルネスとホーム)さんだったんですね。
さぞ、お家で快適に過ごされている事とお見受けします。
ヒートショックの撲滅を掲げてブログやってますが、なかなか浸透するまでは時間掛かりそうですが、このG3基準が一つの契機になってくれると嬉しいです。