2017年8月7日(月)。天気:台風。 はよどっか行って―。と心で叫びながら、見上げれば濡れる我が家。
ナンテコッタイ。明日は我が家のビッグイベントの一つだというのに・・。
そう、今日のお話はズボリ気密測定。
前回までの24(今、Amazonプライムでシーズン2を見直中。)ではなく、
備忘録はこちら
気密測定って?
気密測定とは、住宅の隙間の量を計測する検査のこと。この検査により住宅の隙間相当面積が分かり、家づくりの重要なキーワードである“C値”が出るわけでございます。
どうやって検査するの?
前日までにロックウールの充填断熱は完了。コレが2階西側。
コチラが2階東側。
そして2階南側の様子。そこに気密測定の業者さんが。ドーン。
で、これを1階の洗面室の窓の所に取り付けて測定することになりました。
窓を開けて・・
機械を設置して、開口部の開いてる所をビッチリ塞ぐと・・・
ズドーン!!
で、家を閉め切った状態で、このファンを回して、家の中の空気を外に送り出す事で負圧状態にし、家の隙間から入ってくる空気の量とモーターにかかる圧で隙間面積を計測していきます。
なぜ気密測定をするの?
快適な住まいを目指すには、断熱を良くするだけではダメで、家の気密がとても重要。以前の記事でも書いてます。
というか、ぶっちゃけ気密測定も出来ないようなハウスメーカーや工務店なんて、さっさと見放して退場させて下さい。(ってこないだのセミナーで前先生がハッキリ言ってましたwww)全くもって同感です。
絶対家建てた後、後悔することになるんで・・。冷房入れてもきかない。暖房入れても隙間風がひどい。そんな話ばっかりです。日本中にあふれる欠陥住宅を無くす為には、この気密測定は必須事項だとご理解下さい。
我が家の目標C値は0.3以下。
一般的に今の基準で高気密と呼べるのは、C値=2.0以下。断熱との組み合わせで、快適な環境を作るには、C値は1.0以下が望ましいですが、色々資料を見るとやはり高性能住宅と呼ぶには繊維系断熱材とはいえ、0.3以下で考えました。
我が家の気密測定。1回目の結果は・・
いよいよ測定開始。
胸がドキドキバクバクする中、出てきた結果は・・
C値=0.6・・・ 現場に流れる不穏な空気。そして一気にマイナスモードに入る私。。
でも、ここからが中間気密測定の大事なトコでもあるんです。
要は隙間が見つかったんなら、この完成前の段階なら塞ぐことが出来るわけです。負圧状態にしていると、隙間から空気が入り込んで来るわけですから、ソレをふさげばいいだけ。という訳でアラ探しならぬ穴探し開始!!と思ったら・・
「洗面の下の配管の目張りが完全に塞がってないですよ―」と、気密測定の応援に来てくれていた、K方B虫K学のSさんからのご指摘がwwwきちんと目張りをした状態で2回目測るとC値=0.4。惜しい!!
さらに2階の天井取り合い部の金物のトコからも空気を感じたので、現場監督・Mさんが暑い中、ウレタン注入してくれました。
我が家の気密測定。3回目で・・
無事、C値=0.3出ました。
よかったー。とりあえず目標をクリアできました。ほんま感謝です。
ちなみにその下の隙間特性値:nは、隙間の大きさを示す指標で、1に近いほど穴が小さく、2に近づくほど大きくなるそうですので、気密測定の結果を見る時はこちらの値も参考に。
高性能住宅にまた一歩近づけた8月8日の出来事でございました。
続く。
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いいですね。0.3、私も今、建築会社を選定してます!色々見えてきました。闇の奥が…
コメントありがとうございます。
家づくり計画ちうですか?いいですねー。
深いですよー。