先程、高性能住宅のブログ仲間でもあるくろーばーさんがこのような記事を。
窓の日射取得率について。【パッシブ設計】
くろーばーさんは大阪の泉北ホームで高性能住宅を建てられ、すでにレジェンドOBとして、数多くの後輩を育てられているブロガーさんです。
その発信力は凄まじく、ほぼ毎日記事を書かれてるので、個人ブロガーとしても尊敬しております!
そして、いつも私の記事も紹介してくれる心優しき紳士でもあります!
で、窓の話なんですが、実は3年間黙ってた事実があります。。
我が家の南面窓・APW431について。
我が家の1階にはよくブログの写真にも登場する窓がある。
それがYKKの大開口スライディング・APW431。
我が家の新築のタイミングぐらいに出た新しいタイプ。
FIX部分が大きいのと、開口部がスライディング機構を備えて、トリプルガラスなのに重たくないのが良い。
実際の我が家の写真がこれ。
窓から見える山や田んぼを見てるといつも癒されます。。
で、なんの話かというとパッシブデザインの話。
パッシブデザインでは、南面の窓は日射取得型にして太陽の恩恵を存分にいただくというのがセオリー。
好き嫌いが否めないのはセロリー。
それこそどこの教科書にも「南面は日射取得型」と載ってるぐらい。
でも・・
我が家の南面の窓は実は日射取得型じゃなーい!!
少し見にくいですが、これが我が家のAPW431。
日射遮蔽型・ブルー。
日射熱取得率0.22。(取得型は0.40)
衝撃の事実。
SNS等で、あれだけ「パッシブなお家で羨ましいですね」と褒めてもらってる我が家の窓が実は取得型じゃないなんて・・ニセパッシブだったなんて・・
そう、信じていたものが音をたてて崩れ落ちていく不安が私の口を固く閉ざすことになっていたのです。
では、なぜわたくしめは遮蔽型にしたのか。
日射遮蔽にした理由。
理由は2つ。
①暑いのが嫌だった。
当時、ブログやSNSなどで見ていたパッシブデザインのお家を見てると、室温が29℃とか、下手すりゃ30℃になってたんです。
それを見てリビングがこんな暑いのは嫌だなと思いまして。
しかし、あれは今思えばペアガラスだったんだなと。
②私は根っからの天邪鬼。
何しろ”みんな同じ”という言葉が苦手でございまして・・
昔から違う方向にばかりいきがち。
みんながコレって言われると、それを選べない悲しい性(サガ)。
そんな訳で設計士さんにも2度も確認されたにも関わらず
で押し切った訳です。
もしあの時、日射取得型にしていたら・・
そんな妄想をすることがあります。
感覚でいうと、あの時、告白していたら・・に非常に近い。
だから今は日射遮蔽型にしたことをとても後悔・・・
してません!!(いや、してないのかよ!!)
だって、特に寒いわけでも暑いわけでもないし。←強がり
くろーばーさんにこっそり報告したら、
「取得型なら12月も無暖房でいけるんじゃ!?」なんて嬉しいお言葉を頂きました。
しかし、この窓を選んだのは私。
その私がこの窓を否定するわけにはいかない。
「選んだ窓に!!男はドンと胸をはれ!!」
ということで、住宅界のラフテル目指して頑張りますので、引き続きご声援をお願いします。
おしまい。
こんにちは。
過大なご紹介を頂いて恐縮です(^o^;
あれから少し考えていたのですが、さぬきペンギンさん邸なら遮蔽型でも良いのではないかと思いました。
もちろん日射の取得量は下がりますが、直射日光って冬場でもけっこう暑い。そして眩しい。
そう考えると、人の暮らしを考えると日差しをマイルドにしておいても良いのかもなどと思いました。
11月中旬に外は肌寒くなってきたけど天気が良い日。窓際にいてパソコン作業していたのですが、直射日光がジリジリと暑い。
そんなことがありました。
間取りや家具の配置、ライフスタイルによって異なると思うので、何が正解かはホントにケースバイケースですよね。
改めてになりますが・・・日射遮蔽型なのにあの室温はホントに凄い!!!
の、一言に尽きます(^^)v
ありがとうございます!
日射のパワーが凄いって住む前は分からないから、計算上は有利でも実際の生活に落とし込むと不都合が出るパターンも考えられるという点では、よかったのかなと思います
マイルドという響きも好きですし笑