住宅についての考え方③ 家の窓は何を選ぶ? 暑さ寒さもアルミまで。樹脂の時代到来。

ドクハカセ
もうかりまっか?ドクハカセじゃ。

久々に登場じゃが、博士口調が面倒じゃ。というなんとも理不尽な理由で、以下の文体は通常のままお送りするみたいじゃよ。

以前の記事はこちら。

住宅についての考え方② 家のデザインって本当に重要ですか?それより大事な基準ありますよ。

2017.05.10

住宅についての考え方 ”高気密高断熱”が嫌いです。

2017.05.08

明日から6月。

梅雨でジメジメしたりすんのやだなー。

と思って、サラダチキンを食べている今日この頃・・皆様いかがお過ごしですか?

本日のテーマはズバリ「窓」です。今日はかーなーり、重要なお話(のつもり)です。

窓って重要?

家づくりで選ぶ設備って色々ありますよね、キッチンだったり、お風呂だったり、トイレだったり。

でも、「窓」は意外と選ぶ機会が少ない。ハウスメーカーの標準仕様で最初から決まってたりするんですよね。

だから普通に家を買ってる人の中でも、こだわりを持って選んでる人は多くないと思います。

けど、家づくりでかなり重要な要素、それこそが、「窓」なんです。

言い換えれば、窓一つでお家の快適のレベルが決まると言っても過言ではない。

その理由についてですが、私が家づくりの勉強をしている時にすごく勉強になった、松尾設計室代表・松尾和也氏のコラムがあります。さぬペンが初めてこの記事を拝見した時に、受けた衝撃は相当なものでした。これを見ていただくと、日本の「窓」がどのようなものか理解できると思います。是非、一度お読み下さい。

低い断熱性なぜ放置、世界に遅れる「窓」後進国ニッポン

要約すると、

  • 先進国・日本の窓のレベルは欧州と比べると、あり得ない低性能。
  • 他の国々では健康被害を防ぐための最低基準があるが、日本にはない。
  • 同じアジアの中国や韓国よりも下。2014年当時では国内最高レベルでも韓国の推奨基準以下。
  • 暑さの7割、寒さの6割は窓が原因。
  • 日本ではアルミサッシが大半。アメリカでは性能の低さからアルミサッシは使用禁止。

これから選ぶべき窓は?

これはもう樹脂窓です。というか樹脂窓しか考えられません。

ドクハカセ
アルミサッシさん今までありがとう。でも、さようなら。もう二度と会うことはありません。

そんな感じです。

巷ではまだ”アルミ樹脂複合サッシ”という中途半端な存在が幅を聞かせていますが、断言します。

ここ5年で樹脂窓が主役になる時代が来ます!!

この記事を見て下さい。

香川で樹脂窓増産 YKKAP、11億円投じ新ライン

2017/5/17 6:00
 YKKAPは四国製造所(香川県宇多津町)に樹脂製の枠を採用した窓製品の生産ラインを新設する。早ければ2017年中に稼働する。投資額は約11億円で新たに20人を雇用する。アルミ窓に比べて省エネ効果に優れた樹脂窓の需要拡大に対応し、神戸市にある西日本向けの基幹工場を補完して増産体制を築く。

建物総面積約18万平方メートルの同製造所内の余剰スペース約4600平方メートルに樹脂窓の主力ブランド「APW」シリーズの新ラインを導入する。生産能力は検討中という。香川県から県企業誘致条例に基づき新規雇用数に応じて助成金を得る。

これまで同製造所は窓製品ではアルミ製が主力だった。樹脂窓や、アルミに樹脂を組み合わせた複合窓の製造拠点として機能を強化する。

同社のAPWシリーズは熱伝導率がアルミより大幅に低い樹脂製の枠に加え、重ねた特殊なガラスの層に熱を伝えにくいガスを注入し、高い断熱性を実現したという。冷暖房費を抑える省エネ建材として戸建て住宅の新築・リフォーム向けの需要を取り込む。

引用:日本経済新聞より

YKKAPさんがついに本気を出したようです。様々な制約を乗り越え、四国でも樹脂窓を普及させようという思いがヒシヒシと伝わってきます。

では何故樹脂窓なのか?

結露したくはない!!

T-BOLANの名曲「離したくはない」のように言いましたが、サッシにアルミ使ってると、どうしても結露する可能性が高くなるんです。でも、樹脂を使うことでその可能性は格段に低くなります。理由は上記、松尾氏のコラムに記載してます。

素人の私たちには、理論は難しい。でも大切な事が何かを知っていればいいんです!!

この先家づくりをするに当たって、さぬペンの言葉を信じて、「窓を樹脂サッシにしてください。」とハウスメーカーに頼むと、必ずこんな誘導が発生します。

「樹脂窓は高いですよ~。香川でそこまでの窓は必要ないですよ。」

「樹脂窓は外部サッシが日光で傷みますよ~。」

こんな言葉に騙されて、標準のアルミ樹脂複合サッシを入れて、結露する人がどれほど多いことか・・。(もちろん窓だけの責任ではありませんが)

「窓の結露がひどい」のは今までの日本の常識、「窓が結露する」が世界では非常識です。

結露するから、壁や柱が痛む。だから家がダメになる。

結露するから、カビやダニが発生する。だから人間に害が出る。

窓のない家は存在しない以上、窓にはしっかり予算を取ってあげて下さい。

全国の先進的工務店は・・・

Mスペースさんに限らず、ありとあらゆる全国の工務店のブログなどを見ていると、樹脂サッシ(または木製サッシ)が選ばれている事は、間違いありません。(さぬペン調べ)

当然、窓だけではなく、断熱・気密などのバランスが重要なのは間違いないですが、

家の高性能化の鍵は窓にあり!!皆様の心に刻んで頂ければ幸いです。

2010年に7%だった樹脂サッシの割合が、2020年にどこまで増えるか?いや、増やすか?で日本の住宅性能及び環境がガラリと変わるのではないでしょうか?

本日もありがとうございました!!

 

ABOUTこの記事をかいた人

さぬきペンギン

四国は香川県で生まれ、現在も香川県に生息しているオスのペンギンです。 名前は、走る姿がペンギンに似ている事(自分では認めてませんが)からの由来です。イワトビより皇帝派です。 よろしくお願いします。